里山エッセイ
贄の柿
鳥のために、柿を贄にしています。

コメント
ありがとう。鳥に変わってお礼を。
今年は柿の裏年。毎年無数になるとある川の河川敷の柿の木さえまばら。鳥はなにを食べるだろう。幸いみかんは豊作。
日増しにまばらな柿もいい色にかわっている。
沖縄出身の伴侶は20歳前にはじめて徳島でこの柿の色を見て、柿右衛門の気持ちが理解できたそうだ。休みには柿の色に魅せられ自転車でふらふら。ついに、徳島のかきの産地である上板のほうまででかけたという話をきいたのも遠い昔になった。
でも柿のいろは変わらない。
ほんとに私も思います、柿色の美しさ。そしてまた、陽に映える柿色は格別ですね。私の連れ合いは、徳島に来て(もう50年近くなる!)まずは、みかん色のみかんが鈴なりになっている光景に息をのんだと言います。柿やくるみ、杏、棗、イチジク、びわ、でも何といっても信州はりんごの木です。りんご畑を見て育った者には、みかん畑は別世界でした。今ではすっかりお友だちになりましたけれど。どんな果実も天の恵みをその実に凝縮、美しい色のオンパレ-ド、自然の力は偉大です。