里山エッセイ
里山の山を歩く
こんばんは fumicaです。
山の中の散歩みち。
オレンジ色のキノコにあいました。
コメント
湿った枯葉のにおい、倒木更新を思わせるきのこの隊列、
射しこむ光、春の気配ですね。
いずこの山々も、四季の推移が感じられる山であって欲しいと思います。自然の移ろいがそのまま残っている豊かな山々であって欲しいと。
昨日は「吉野川河川整備計画に住民意見を反映させる会」に行きました。私たちは反映させる会と思っているのに、実はちがうのですよね、「住民意見を聞く会」となっているのです。中身のやりとりを書く元気はありません。延々5時間に及ぶやりとり、隔靴掻痒とかの難しい言葉のとおり、ストレスがたまるばかりでした。それでも参加して私たちの意見を述べることは大切だと思います。
里山の復活のためにも。
長くなりますが・・・書かざるを得ません・・・
河川法の一部を改正する法律等の運用についてという通達が国土交通省より四国河川整備局に出ています。
それによると
河川整備計画の作成に当たっての留意事項というところに
河川整備計画の策定に当たっては、当該計画が地域住民等に十分に理解され、地域の意見を踏まえたものとすることが重要であることから、「2)河川整備計画で定める事項」の記載に当たっては、住民等に分かりやすい内容となるよう工夫を行うとともに、当該河川並びに流域の特性、現状での課題等を記載し、当該計画に定める河川整備の必要性、考え方が分かるようにすること。
また、河川整備計画の策定に際しては、策定に当たっての根拠となったデータ等の情報公開に努めるとともに、必要に応じ、河川整備による効果、河川整備計画で定める目標を達成するための代替案との比較等を説明すること。
という命令が書かれています。
吉野川は日本一の汽水域をもっており、汽水域についてのデータは日本一豊富な川なのですが、四国整備局はデータ不足を理由に環境を保全する目標を設定しないのです。目標がないということは、つまり何もしないつもりなのです。これでは環境は守られる見込みがありません。
現在、審議されている河川整備計画は、従来の治水・利水の考え方だけでは河川はダメになってしまうということで、「環境」という新たなテーマが盛り込まれての、新しい計画づくりなのに、肝心の「環境」があからさまに骨抜きになっているのです。それで住民は不信感を募らせているのです。
四国整備局は河川を管理する「やる気」があるのか、そもそも管理する「能力」があるのか?疑問はどんどん広がっています。
四国整備局は「この計画でやらせてください」と頭を下げるのですが、学識者たちにもズサン過ぎるとの酷評を受けている計画です。住民としても「いいですよ」とはとても言えません。住民も学識者も不信感の理由として、通達で命令されている代替案との比較がまったくないのです。いろいろ検討した結果、これになりましたというのならわかるのですが、検討のプロセスが闇の中に封印されているのです。住民に何案か示して、なぜ、この計画が良いのか、その理由を示してくれれば、住民も納得すると思うのです。
吉野川では、住民と国土交通省が協力して、懇談会を設け、吉野川の河川整備はどうあるべきかをずっと話し合ってきており。また、住民に対し国土交通省はアンケート調査をし、住民が何を望んでいるかを知っているのです。さらに、徳島市は税金を投じ、学識者に依頼し「森林の保全によって洪水のピーク流量をさげる」という治水方法を提案しています。しかし、これらの積み重ねは、今回の計画では無視されているのです。今まで、国土交通省と住民は協力してやってきていたのに、なぜ、今まで積み上げてきたものを無視するのか?もう、住民とは協力できないというのか?残念なことです。
なぜ四国整備局は強引に「こういうふうに決まりました、ので、これでいいですね」と押し切ろうとするのか?なぜ、住民が納得するようなもっていき方をしないのか?国土交通省が動くといつも、吉野川は大混乱する。
官僚は法に従って仕事をする。これはあたりまえのことです。国土交通省から通達が出されているのだから、四国整備局は、この通達に従い仕事するべきです。なぜ、命令に背こうとするのか?わからない・・・吉野川から無法者は出て行けと思います。
新しい河川法のもと、森林の保全によって治水するという新しい社会のあり方が実現すると思っていたのに・・・なんだか、どんどんかすんでいきます。
リトル・ガウディさんの文章は、とても分かり易い、だからこんなに長くても読んでしまう、関心のあることだから当然だけれど。
みなさんもぜひ読んで考えてみて下さい。
fumicaさんが素敵な写真を載せて下さるたびに、一方で痛々しい吉野川になってしまいそうな予感がして・・・心配です。
でも、大丈夫ですよね。集会に参加する人たちを見ていても、若い人たちのがんばりを感じるし、まっすぐな姿勢にも好感が持てる。年配者はそれなりの役割りで、ともかくこの整備計画のことに関心を持とう!と呼びかけよう。ガウディさんの文章、いろんな所で披露したら良いのに。
里山にオレンジ色はよく似合う・・・鮮やかな色の服をきて、里山にでかけよう!
美しい吉野川を目先のお金のために切り売りしてしまうのか、美しいまま、次世代に残すのか・・・30年前の吉野川は今より、数段、美しかったと聞きます。30年後の吉野川を今よりも美しい川として伝えていくことが、私たちの責任と感じます。